コンサートホールATMについて

atmhall
音楽部門について

音楽部門では、専属楽団の演奏会をはじめ、学芸員が独自の視点で構成するオリジナル企画や国内外の優れた演奏家を招いての企画など、質の高い音楽を紹介する活動を行っています。また、地域で活躍する演奏家の活動を支援する企画や子供向けのプログラムなど、地域の音楽文化の活性化にも取り組んでいます。


専属楽団

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撮影:大窪道治
第78回定期演奏会より
音楽部門では、吉田秀和初代館長の提唱により、日本が生んだ最高の演奏家たちによるアンサンブルを、水戸市民をはじめとする多くの方々に楽しんでいただき、またその成果を世界に向けて発信して行くために、専属楽団を結成し、活動しています。

「水戸室内管弦楽団」は、1990年の水戸芸術館開館と同時に誕生しました。世界的指揮者・小澤征爾が総監督として運営にあたり、ソリストとして、またオーケストラの首席奏者として世界的に活躍する演奏家がメンバーとして参加しています。水戸室内管弦楽団はこれまで、本拠地・水戸芸術館で地域に根ざした「定期演奏会」や「子どものための音楽会」を開催してきたほか、国内各地での公演や過去3度にわたるヨーロッパ公演も成功させ、日本を代表する室内管弦楽団として世界的な評価を集めています。

「新ダヴィッド同盟」は、2010年に結成された新しい専属楽団です。若手ヴァイオリニスト・庄司紗矢香を中心に、佐藤俊介(ヴァイオリン)、磯村和英(ヴィオラ)、石坂団十郎(チェロ)、そして小菅 優(ピアノ)という望みうる最高の顔ぶれが集った室内楽グループです。2010年に生誕200年を迎えたロマン派の大作曲家ローベルト・シューマンの革新性と、彼が夢みた"ダヴィッド同盟"の精神を受け継ぎ、新時代の理想的な音楽表現のあり方を情熱的に追求していきます。

地域の音楽文化に根ざして

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撮影:田澤純
音楽部門では、地域で活躍する音楽家が企画する「茨城の演奏家による演奏会」、優れた若手演奏家を発掘し、広く紹介する「茨城の名手・名歌手たち」、300人を超える市民が参加し、師走の水戸に高らかな歌声を響かせる「水戸の街に響け!300人の《第九》」など、地域の音楽文化に多彩な角度から貢献する事業を行っています。また公開リハーサルや各種セミナー、幅広い世代の方を対象にした公演やワークショップなど、より音楽に親しめるような取り組みを行っています。詳細は「» 教育プログラム」をご覧ください。

施設情報

コンサートホールATM(620~680席)

atmhall01アリーナ形式を原形とし、広げた掌の真ん中にステージを置いたような六角形のこのホールは、すばらしい音響と居心地の良い雰囲気を持った音楽専用ホールです。白を基調とした華やかな空間で、天井は3本の大きな大理石の柱で支えられています。
天井の中央には、上下する直径13 m の音響反射盤がとりつけられ、ホール内の空気容量と音の反射の角度を変えることで、直接音と反射音が聴衆の耳に入る時間差を調整し、楽器や演奏家の意図に合わせた音響特性を提供します。
また舞台をとりまくように扇形の客席とステージ後ろのバルコニー席が配置され、演奏者の息づかいや音楽の細やかなニュアンスを臨場感豊かに楽しむことができます。

◎用途:クラシック音楽専用ホール
◎座席数:620~680席
◎舞台:最大奥行き9.7m 高さ60cm 面積120m2
◎音響装置:可動音響反射盤直径13m
◎舞台面からの可動距離:6~8.4m
◎残響時間:満席時1.6秒

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