終了

クワイエット・アテンションズ
彼女からの出発

Quiet Attentions: Departure from Women

2011年2月12日[土]~ 2011年5月8日[日]

■企画展
木村友紀+ユタ・クータ+荒川医  《BOYCOTT WOMEN》2011年 
水戸芸術館現代美術ギャラリーでの展示風景 撮影:細川葉子

●展覧会終了のお知らせ
東日本大震災により被災された皆様方にお見舞い申し上げます。
本展は東日本大震災に伴い3月11日をもって終了致しました。
皆様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんが、なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
前売り券払い戻しにつきましては、当館チケットセンターにてお手続きを行っております。
水戸芸術館チケットセンター029-231-8000。

Due to the earthquake, this exhibition is closed on March 11.
We would like to express our gratitude to all those who have been supporting Art Tower Mito in any possible ways. Our thoughts go out to the victims.

環境や空間、記憶や言葉と新しい関係を結んでいる女性作家のインスタレーション作品を紹介するグループ展です。彼女たちは、かすかな音や気配、身振り、記憶とモノとの関係性など、日ごろは見過ごされたり、忘れ去られてしまうような儚い事象を注意深く観察しながら、ユニークな表現言語による空間を創出し、人々にささやかな事象に宿る神秘や美しさへの注視を喚起します。そして、インスタレーションという形式を「閉じられた世界」をつくるためでなく、他者との対話や交信のための「開かれた場」として用います。写真や音など、さまざまなメディアを用いて構築される彼女たちの作品世界をとおして、女性とアートの新しい関係を探ります。
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▼出品作家

アン・カンヒョン、木村友紀、小林史子、スーザン・フィリップス、ツェ・スーメイ、土屋信子、ナム・ファーヨン、三田村光土里、ラウラ・ベレン、ランジャニ・シェター、タチアナ・トゥルーヴェ、Sachiko M

アン・カンヒョン
<ダイスを転がせ> 2010

アン・カンヒョン

Kanghyun Ahn [ソウル生まれ、同在住]

さまざまな土地の伝統衣装や舞踊などを題材にしたパフォーマンスを展開してきたほか、自分のアイデンティティを問う内省的な映像作品を発表してきたが、本展では彼女が初めて手掛けた大規模な観客参加型、プレイグラウンド形式のインスタレーション作品を展示する。 2004年にはBloomberg New Contemporaryに選出されている。http://www.ahnkanghyun.com/

木村友紀+ユタ・クータ+荒川医<Structure of Fantasy>
(管理企画のファンタジー)2010
*参考図版

木村友紀+ユタ・クータ+荒川医

Yuki Kimura+Jutta Koether+Ei Arakawa
[木村友紀:京都府生まれ、同在住
ユタ・クータ:ケルン生まれ、ベルリン在住
荒川医:福島県生まれ、ニューヨーク在住]

写真を批評的に用いたインスタレーションを発表している木村友紀と、ペインターでありミュージシャン、評論家としても活躍するユタ・クータ、パフォーマンスを主体とした活動をおこなう荒川医が、本展のために協働し、写真、言葉、印刷物を用いたインスタレーションを発表する。また会期中に展覧会会場でパフォーマンスを行う。

小林史子
<Traveling・No return>2009
*参考図版

小林史子

Fumiko Kobayashi[東京都生まれ、同在住]

作品を発表する土地で作家自らが収集した不用品と、自分が所有する日用品とを組み合わせ、日本国内外のさまざまな場所と自分との関係性から生まれる立体やインスタレーション作品を制作している。本展では水戸市内に放置された自転車のパーツを利用した新作を発表する。http://www1.tcn-catv.ne.jp/fumikokobayashi/

スーザン・フィリップス
<Follow Me>
(Installation view) 2004
Photo: Eoghan McTigue
*参考図版

スーザン・フィリップス

Susan Philipsz [グラスゴー生まれ、ベルリン在住]

主に公共空間で、自分の声を素材としたサイトスペシフィックなサウンドインスタレーションを発表している。 2007年のミュンスターの彫刻プロジェクトへの参加や、2010年のターナー賞受賞など、近年最も活動が注目されている作家のひとり。本展では水戸芸術館の広場を見下ろす屋外空間に作品が設置される。

ツェ・スーメイ
<ホワイト・ノイズ> 2009

ツェ・スーメイ

Su-Mei Tse [ルクセンブルク生まれ、ルクセンブルク/ベルリン在住]

イギリス人ピアニストの母と中国人ヴァイオリニストの父に生まれ、自らもチェロ奏者だったマルチアイデンティティと、音との関わりから着想を得た作品を制作している。 2003年のヴェニスビエンナーレのルクセンブルク館での個展で金獅子賞を受賞。2009年には水戸芸術館現代美術ギャラリーで個展が開催された。本展には時間と音をモチーフとした作品を展示する。

土屋信子
<8legged Hypnotic Witness>
2009 galerie aline vidal
*参考図版

土屋信子

Nobuko Tsuchiya [神奈川県生まれ、同在住]

さまざまな場所から集められた異素材を組み合わせた立体作品を制作している。無機質と有機質が同居したような立体作品が展示される空間には、ノスタルジーと近未来が同居したような非言語的な世界が広がる。2003年のヴェニスビエンナーレに参加したほか、2007年にはニューヨークのニューミュージアムでの「Unmonumental: Object in the 21st century」展に参加するなど大型国際展に参加。日本の美術館では初めての発表となる本展では、新作を展示する。

ナム・ファヨン
<アトミック> 2010
*参考図版

ナム・ファーヨン

Hwayeon Nam [ソウル生まれ、ベルリン在住]

戦闘の際に用いられるコードネームや化学の分子構造など規則性を題材に、それらと戯れることでコードの記号性や規則の絶対性を脱臼させる作品を発表している。 インスタレーションや映像、ドローイング作品を発表しているほか、パフォーマンスの演出やエルメスのH-BOXのための映像作品のコミッションワークなど、幅広い活躍をおこなっている。本展では分子構造をモチーフとしたウォールペインティングを制作する。

三田村光土里
<彼女のドレスの紫の花>2008
*参考図版

三田村光土里

Midori Mitamura [愛知県生まれ、東京都在住]

旅先などで自ら撮影した写真、映像、ファウンドフォトやアンティークショップで見つけた雑貨などを組み合わせながら「観客が参加できるドラマ」として、オープンなナラティブ空間としてのインスタレーションを制作し、日本国内外の美術館やギャラリーで作品を発表している。本展では写真、映像を用いた新作インスタレーションを発表する。http://www.midorimitamura.com/

ラウラ・ベレン
<千のベルの教会>
(installation view) 2010
Photo: Alex Wolkowicz
*参考図版

ラウラ・ベレン

Laura Belém [ベロ・オリゾンテ(ブラジル)生まれ、同在住]

作品を発表する土地や建物の歴史をベースに音や映像、写真など様々な素材を用いてサイトスペシフィックで詩的なインスタレーション作品を制作している。2005年の第51回ヴェニスビエンナーレに参加。日本では豊田市美術館で開催された「Bloom ブラジル-日本 きみのいるところ」(2008年)に参加している。本展では水戸芸術館のエントランスホールにあるパイプオルガンから着想を得た新作インスタレーションを発表する。http://www.laurabelem.com.br/home_eng.html

ランジャニ・シェター
太陽くしゃみ人、光の泡を吹く
2007-2008
Courtesy of the artist and Talwar Gallery, New York/New Dehli

ランジャニ・シェター

Ranjani Shettar [バンガロール(インド)生まれ、同在住]

蜜蝋や植物の実からできた染料、漆といった自然のマテリアルやインドの地方に伝わる伝統的な手工芸の技法を使い、複雑な形状の立体を用いて、鑑賞者を作品世界に没頭させるようなインスタレーション作品を発表している。リヨンビエンナーレ(2007年)、第55回カーネギーインターナショナル(2008年)へ参加しているほか、サンフランシスコ近代美術館やボストンICAで個展が開催されている。本展が日本で初めての発表となる。

タチアナ・トゥルーヴェ
<無題「不穏」シリーズより>
2007
M.J.S.Collection-Paris

Tatiana Trouvé [コセンツァ(イタリア)生まれ、パリ在住]

タチアナ・トゥルーヴェ

建築素材やアスレチックジムの運動用具、事務所の収納家具などを素材として用いる立体や建築的インスタレーションや、屋外や室内空間が入り混じった次元のゆがみを感じさせるドローイングを発表している。2007年にマルセル・デュシャン賞受賞。2010年のあいちトリエンナーレにも参加した。 本展ではドローイングと立体作品を展示する。

Sachiko M
<I’m Here .. departures..>
(installation view)2009
Photo : 浜田涼

Sachiko M

[東京都生まれ、同在住]

サインウェイブを奏でる音楽家。世界各国で演奏活動を行いつつ、自身の音楽を追求させたサウンドインスタレーション「I’m Here」シリーズを2004年より発表。普段は気にも留めないような音に注目し、リスナーに自分の周りに溢れる音の響きに気付かせる演奏は「音楽」や「演奏」概念に対する批評性を備えている。
2003年アルス・エレクトロニカ、デジタル・ミュージック部門金賞受賞。
本展では、展示空間に合わせた音環境を創造するほか、会期中展覧会会場でその日限りのサウンドインスタレーションパフォーマンスを行う。


▼開催概要

展覧会名

クワイエット・アテンションズ
彼女からの出発


開催日

2011年2月12日[土]~ 2011年5月8日[日]


会場

水戸芸術館現代美術ギャラリー


開館時間

9時30分~18時(入場は17時30分まで)


入場料 

一般800円、前売り・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
一年間有効フリーパス
「ハイティーンパス」(15歳以上20歳未満 ):1,000円
・「おとなのパス」(20歳以上):2,500円


主催

財団法人水戸市芸術振興財団


後援

フランス大使館、ルクセンブルク大公国大使館


助成

財団法人朝日新聞文化財団、財団法人アサヒビール芸術文化財団


協賛

株式会社資生堂


協力

アサヒビール株式会社、カーゴルクス株式会社、株式会社カシマ


企画

高橋瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)




▼同時開催:クリテリオム81 酒井咲帆

写真を媒体に、地域の人々をつなぐことで関わり合う場を生む写真家・酒井咲帆の10年間のプロジェクトを初公開します。. . . 詳細


終了
■関連プログラム
オープニング記念

アーティストトーク

2011年2月12日[土]~ 2011年2月13日[日]

参加アーティストたちが制作活動や展示作品について語ります。

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中止
■関連プログラム
クロージングパーティー

南風食堂 ワンプレートギャザリング

2011年5月8日[日]  

高校生ウィークと連動したワークショップ「料理の時間」の参加者と南風食堂が、茨城の食材を使った料理でクロージングパーティーを開催します。

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中止
■関連プログラム

Chim↑Pomエリイのアート公開診断

2011年5月5日[木]  

Chim↑Pomエリイがアーティスト志望者10名の作品を公開診断しながら未来のアートについてディスカッションをおこないます。

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中止
■関連プログラム

川上未映子 meets 阿部海太郎 ポエトリーリーディング

2011年4月23日[土]  

阿部海太郎さんの音楽とともに、小説家で詩人の川上未映子さんがポエトリーリーディングをおこないます。

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中止
■関連プログラム
レクチャー&トーク

「女性とアート -- これまで、そしてこれから」

2011年4月10日[日]  

クリエイティブ・ディレクターとして日本のアートシーンを開拓してきた小池一子さんと、展覧会企画や著書で女性現代美術アーティストを多数紹介してきた岡部あおみさんをむかえてのレクチャートークです。

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中止
■関連プログラム

木村友紀+ユタ・クータ+荒川医 パフォーマンス

「管理企画のファンタジー/The Structure of Fantasy」

2011年3月27日[日]  

出品作家の木村友紀+ユタ・クータ+荒川医が会場でパフォーマンスを行います。

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終了
■関連プログラム

Sachiko M one day limit sound installation -I'm Here plus-

2011年2月19日[土]  5月1日[日]  

冬と春、異なる季節の気配を感じながら、当日限定のライブサウンドインスタレーションを公開します。

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終了
■関連プログラム
原田マハ

文芸の時間

2011年3月6日[日]~ 2011年4月2日[土]

展示作品を題材に、短編小説を書いてみましょう。原田さんが参加者の小説を講評します。

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終了

赤ちゃんと一緒に美術館散歩

2011年3月9日[水]  11日[金]  

■美術の教育プログラム

未就学児とその保護者のための鑑賞ツアーです。

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終了

高校生ウィーク2011

高校生と同年代の方のための無料招待期間

2011年3月3日[木]~ 2011年4月3日[日]

■美術の教育プログラム

●東日本大震災により被災された皆様方にお見舞い申し上げます。
本展は東日本大震災に伴い3月11日をもって終了致しました。
皆様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんが、なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

高校生と同年代を対象にした恒例の展覧会無料招待期間です。

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